よくある質問

のどに違和感があります。原因はなんでしょうか？

Ａ：アレルギー症状や逆流性食道炎、風邪が治ったあとの炎症が続いているなど、様々な原因が考えられます。
長期間違和感が続いているようであれば、がんの初期症状である可能性もありますので、
おひとりで悩まずに、早めの受診をおすすめします。

扁桃腺が腫れているのですが、手術が必要でしょうか？

Ａ：必ずしも手術が必要だとは限らず、服薬と経過観察で症状が改善する場合もあります。
ただし、風邪をひいた際に扁桃腺の炎症がひどい場合や、必ず高熱が出る、
呼吸困難や声が出しにくいといった症状があるケースでは、手術を行ったほうが好ましいです。

のどに魚の骨が刺さりました。どうしたら良いですか？

Ａ：「ごはんを飲み込むと骨が取れる」と耳にしたことがあるかと思いますが、あまり好ましくありません。
むしろ骨がより深く刺さってしまったり、のどに傷が出来て感染症の原因となってしまうことがあります。
誤嚥のリスクも高まりますので、急いでごはんを飲み込んだり無理に取ろうとしたりするのは避けて、なるべく早めに受診をおすすめします。

いびきが酷いと言われます。放っておいても大丈夫でしょうか？

Ａ：眠っているときに呼吸が何回も止まる「睡眠時無呼吸症候群」の可能性があります。
高血圧・心筋梗塞・脳卒中などの合併症リスクが高まるため、いびき以外にも日中の強い眠気を感じる方や、
睡眠中何度も目が覚める方は注意が必要です。
原因としては、疲労・ストレス、あごの骨格が小さい・首周りの脂肪が多い、口呼吸・鼻づまりなどが考えられます。

対策として、CPAP（シーパップ）という、酸素マスクのような装置を付けて就寝するのが一般的です。
日中の眠気やいびき、起床時の不快感などがかなり改善され、QOLの向上に繋がります。