アレルギー症状
- 2025/05/21
アレルギー性疾患は増えているのですか?
A:アレルギー性疾患は世界的に増加しています。その原因としては、いろいろ考えられます。
最近では、「ヨーロッパの農家で育った小児は気管支喘息などのアレルギーになりにくい」とするいくつかの報告がなされ、注目されています。
ダニがアレルギーの原因と言われました
A:沖縄県の小児気管支喘息及びアレルギーの80%以上は、ヒョウダニが原因と言われています。
温暖かつ湿度が高いためダニの成育に適しており、多くの家屋は高濃度のダニアレルギーに汚染されています。
ダニを阻止するためにはどうしたらよいですか?
A:アレルギー学会では「防ダニカバー」をすすめています。
高価な防ダニふとんをセットで購入する必要はありません。但し、防ダニカバーですべて解決とはなりません。
こまめに掃除機を掛け、定期的なふとんカバーの洗濯などが重要です。
そして可能であれば、カーペットやぬいぐるみなど原因となる物質をなるべく減らすとより効果的です。
喘息の治療法としてステロイドを処方されたのですが、使い方に注意することはありますか?
A:まず、普通の速度で十分に息を吐き出し、隙間から空気をもれないように吸入口をしっかり唇でくわえ、
できるだけ深く息を吸ってください。
肩をあげて吸うのではなく、深呼吸をするように吸ってください。
同じ操作を2回程度行ってから、最後にうがいをしてください。